2019年2月
岩手県盛岡市アイーナで、盛岡情報ビジネス&デザイン専門学校の卒業展示としてAnatomy(AR×映像×音楽)の展示を実施しました。
コンセプト:音を五体で楽しめる空間の構成
インビジブル要素を見えるようにすることの意味、そして
音楽の可能性を卒業制作展で見出すため
制作工程(全三段階)
一段階目 防音室の制作
原因:建築インテリアコースとの合同制作の予定でしたが、
木材などのコストの工面できなかったため、方向性を変えることに
二段階目 ストロボライト、映像による空間構成
空気振動で発光するライトやビデオテープなどの装飾で空間演出を試みました。
原因:ストロボライトの発光はかなり刺激があり、またパーテーション内は暗くすることが
難しく(下見に行った際に)、映像をプロジェクターで投影するため見えにくくなる、
最終段階:映像、音楽、Augmented Realityによる空間立体構成
プロジェクターで映像を投影、映像で出現するオブジェクトをAR上で出現させることで
映像の拡張、没入感を高められる演出で進めることに決定
CG映像制作担当:CGクリエイトコースの佐藤蓮さん、
映像担当:CGクリエイトコース近藤佑歩さん
AR担当:岩手県立大学ソフトウェア学科の村上拓麻さん
キービジュアル担当:アニメーションコースの澤田雄大さん
音楽、企画担当:百岡龍司
以上5名での制作を開始
課題点
・物理的にユーザーが得られるものがなかった
→見て楽しんで、それでユーザーに気持ち的な面で、何が得られるのか模索する必要がある
・無機質すぎて、メッセージ性が感じられない
来場者の感想
・子供が楽しんで、体験ができて来れてよかった。良い刺激にもなるし休日の遊び場になってよかった


展示風景






制作過程